リスク許容度を勘違いしない
──暴落しても眠れる資産配分の考え方
はじめに:あなたは本当に「リスクを取れる人」ですか?
投資を始めると、よく聞く言葉があります。
「リスク許容度を把握しましょう」
しかし、多くの人はこのリスク許容度を正しく理解できていません。
なぜなら、相場が上がっているときと下がっているときでは、感じ方がまったく違うからです。
上昇相場では「もっといける」と思い、暴落時には「やっぱり怖い」と感じる。
この記事では、暴落しても眠れる投資の考え方について整理します。
リスク許容度とは何か
リスク許容度とは、
価格が下がっても、冷静でいられる範囲のことです。
重要なのは「理論上どれだけ損できるか」ではなく、
実際に下がったときに行動がブレないかです。
例えば、
- 10%下落で不安になる人
- 30%下落でも平気な人
- 50%下落でも積み立てを続けられる人
同じ商品でも、感じ方はまったく違います。
多くの人がリスク許容度を高く見積もってしまう理由
1. 上昇相場で判断している
相場が上がっているときは、誰でも強気になります。
「もっと増やせる」「これくらい平気」と思ってしまいます。
2. 実際の金額を想像していない
100万円の30%下落は30万円です。
300万円なら90万円。
数字だけでなく、生活への影響を想像することが重要です。
3. 他人と比べてしまう
SNSでは強気な発言が目立ちます。
しかし、その人の資産背景や収入は分かりません。
リスクを取りすぎると起こること
- 暴落で売却してしまう
- 投資が怖くなってやめてしまう
- 長期投資が継続できない
最大の問題は、「安いときに売ってしまう」ことです。
これが長期成績を大きく悪化させます。
暴落しても眠れる配分とは
理想的なリスク許容度とは、
暴落しても生活も心も壊れない水準です。
そのための考え方はシンプルです。
- 生活防衛資金を確保する
- 現金比率をゼロにしない
- 値動きのブレを理解しておく
「これくらいなら下がっても続けられる」という割合を見つけることが重要です。
現金は「負け」ではない
現金を持つと、「機会損失では?」と不安になる人もいます。
しかし、現金には大きな役割があります。
- 精神安定剤になる
- 暴落時の追加投資余力になる
- 生活リスクを吸収する
現金は「攻めない選択」ではなく、
継続するための装備です。
リスク許容度を確認する簡単な方法
次の質問を自分に投げかけてみてください。
- 資産が30%下がったら眠れますか?
- 家族に説明できますか?
- 下落中も積み立てを続けられますか?
少しでも不安が強いなら、リスクを取りすぎている可能性があります。
まとめ:投資は「続けられる設計」が正解
投資でいちばん重要なのは、最適な商品を選ぶことではありません。
続けられることです。
リスク許容度を見誤ると、途中でやめてしまいます。
リターンを最大化することより、
「途中で降りないこと」を優先してください。
暴落しても眠れる設計こそが、長期投資の土台です。

Fラン私立文系
元アパレル店員
ITエンジニア転職5年目
現在はフリーランス
ほぼリモート勤務
30代既婚男性
属性ADHD
未経験からでも
ITエンジニアなれた
実際の体験をもとに
その道のりを紹介します