仕事をしていく中で
大きく足かせになったのが
「うっかりミス」が多いこと
よく言うケアレスミスだ
レジ打ちであり得ない金額ミスをしてしまう
自分でも気が付いていない
4万円を4円で打っていて
レジ締めで周りに迷惑をかけたり
一つ失敗すると次はミスしないようにと
集中して間違えないようにやるけれど
逆に他がおろそかになってまた別のミスをする
早起きはできるのに
忘れ物が多く何度も家に戻ってしまったり
簡単な電車の乗換に間違えて遅刻する
不注意優勢型のADHDと診断されたのは30歳になってからだった
それまで日々自分を責めていた
真面目に努力しても自分が足を引っ張る
不注意だ
ケアレスミスだ
うっかりしている
積み上げてきた信頼はすぐに自分で崩してしまう
どうしても理由がわからず
自分に失望してきた
世の中でADHDという言葉が出始めた時
まさに自分なのではないかと思った
だけど
認めることが怖かった
言い訳をしているのではないか?
もしADHDじゃなかったら自分はただの怠け者なのではないか?
そんな不安がぐるぐるして誰にも言えず自分に溜まっていった
しかし
知ることで変わることがあるかもしれない
そう思って
意を決して診断を受けてみた
実際にここで受けています
結果は予想通りだった
不注意優勢型のADHD
治療も進められたが
断った
知ったことで気持ちが軽くなったから
受け入れて付き合っていくことを決めた
誰かに言うわけでもなく、でも隠すわけでもなく
今まで自分を責めていたことが
ADHDだからだと知れたことで
自分を責めなくなった
それだけでも心が晴れたので
今でも不注意は多いけれど
自分を自分でサポートしていこうと思える
傾向と対策をうって
不注意と付き合っています
それにADHDの特性は他にもある
過集中
昔から好きなことには没頭できた
そのおかげで自分の世界を持っている
”すき”に対して真摯に向き合えることは
ADHDのおかげでもある
お金や時間の余裕を持てた今
”すき”を探して没頭して
自分の世界を広げられる
そんな今が大好きです
自分は人より劣っているとずっと思っていたけど
今は誰よりも自由になれています
IT転職もフリーランスになったことも
ADHDの診断を受けたことも
少しの踏み出す勇気で
開けた道です
きっと誰にでもできる
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